消防用設備の種類

消火器

消火器

建物内20mの歩行距離に1本設置が必要です。
主流は粉末消火器ですが、強化液消火器を併用すると、冷却する効果もあります。
充填されている薬剤の詰替えの目安は5年で、10年を経過した消火器に関しては、耐圧試験を行い、継続使用することもできますが(その後3年ごとに試験義務など)、新品交換したほうがお得です。

自動火災報知設備

自動火災報知設備  

特定防火対象物では、300㎡以上から設置義務があります。
非特定防火対象物では、500㎡以上から設置義務があります。(都道府県・用途により設置基準が異なります)
ベルが鳴る以外に消火設備のポンプ起動や警備会社への移報(連絡)など様々な設備へ伝達するものです。

誘導灯

誘導灯

避難時に経路の照度を確保するもので、2種類あります。緑色主体の白抜きを避難口といい、白色主体の緑色を
通路誘導灯といいます。
停電時に20分間点灯を維持する事が重要な役割であり、バッテリーを搭載しています。
(点灯時間は、用途で異なることがあります。)

避難器具

避難器具

避難はしご、救助袋、滑り台などありますが、マンションなどの避難ハッチのはしごが最も多いかと思われます。
当社では、ステンレス製避難ハッチへの取替え改修を推奨しています。

屋内消火栓設備

屋内消火栓設備

木造等の建物では700㎡以上から設置義務があり、準耐火構造では1400㎡以上、耐火構造では、2100㎡以上から設置義務があります。
(用途等で設置基準が異なります)

スプリンクラー設備 スプリンクラー設備

スプリンクラー設備は、火災の際に天井などに設置されたスプリンクラーヘッドが熱を感知すると、水を散水させる装置です。病院、ホテルなどに設置されており、特に老人ホームなど、消火が困難な場所に威力を発揮します。現在は簡易型スプリンクラー設備なども出てきています。

その他の設備には、非常警報設備、非常放送設備、ガス系消火設備、ガス漏れ火災警報設備、屋外消火栓設備、
水噴霧消火設備、泡消火設備、粉末消火設備、動力消防ポンプ設備、漏電火災警報器、火災通報装置
など様々な設備があります。


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